第4回ようこそ先輩 平成21年5月27日

演目「成田為三と日本のうた」
 東京藝術大学音楽学部教授の佐野靖先生と東京藝術大学音楽学部大学院生声楽家佐藤容子さんを講師に迎えて、作曲家成田為三の生まれた故郷の高校生として、地元の偉人について学び、理解を深めました。

 米高生と合川高校の1年生、米内沢小学校の4、5、6年生、一般のお客さまの約300人が米内沢高校の体育館に集まりました。

 佐野靖先生は音楽を聞くときに大切なことを話してくださいました。

 本校校歌を作曲した信時潔さんも東京藝術大学の方であったと、このとき初めて知った人も多かったようです。
 声楽家(ソプラノ)の佐藤容子さんは中国の胡錦涛国家主席が来日した際に、総理官邸で日本のうたを独唱されたすごい方です。
 「この道」「宵待草」成田為三の「浜辺の歌」「荒城の月」を歌ってくださいました。

 佐藤さんは歌うときにはいつも、色をイメージしながら歌うそうです。今日は4曲合わせて、紫色のイメージだそうです。
 うつくしい歌声に皆、聞き惚れました。
 みんなで浜辺の歌を歌いました。

「強く歌ったら、こちら戻ってこないで山の向こうに行く感じで歌って下さい。」
というアドバイスをもらいました。

 いつもよりも大きく口を開けて歌っているようです
 生徒会長よりお礼の言葉が述べられました。
 生徒会の生徒より講師の方々に花束を渡しました。

 最後に佐野先生は、「この音楽会はこの会場にいる皆で一緒に時間をつくっている。この瞬間は戻らないが、体と脳に深い印象として残ることを願っている。」と話されました。